大阪店では、ヴィンテージ家具・雑貨のほか、日本の民芸作家さんの器も取り扱っています。
河井一喜さんの蓋ものです。
清涼感を与えてくれるような、さわやかな淡いブルー【呉須】蓋ものです。
お菓子からお漬けもの、お薬など蓋があるだけで目隠しにもなり大変便利なアイテムです。
日常使いから、贈りものまで幅広くご愛用いただいています。
※【呉須】陶磁器に用いる顔料の一種。焼成により釉(うわぐすり)と溶けて青い色を出す。
【河井一喜氏とは?】
陶芸をはじめとし新しい造形を生み出した思想家・河井寛次郎を大叔父に持つ河井久(一喜氏のお父様)は
安来高校を卒業すると、まっすぐ京都五条坂の大叔父を尋ねました。
寛次郎の晩年の謦咳に接し、民芸思想に共鳴する陶芸集団の中で技を磨き、使い勝手のよい健康な器や美しい造形の創作に励みました。
久氏の長男が一喜氏。
河井家の次世代を担う存在となって活躍されています。
【河井一喜氏陶歴】
1971年 京都市に生まれる。
龍谷大学短期大学部卒業後、京都府立陶工高等技術専門校、京都市立工業試験場を経て、
滋賀県永源寺町にある八風窯にて、陶芸を学ぶ。
1998年 4月より滋賀県猿子田窯にて、自らの作品を制作する。
1999年 京都祇園小西で初個展を開催。
以来、西武百貨店大津店、高槻店、京都やまと民芸等で個展を開催。
島根県松江一畑で父、河井久と父子展開催。
2010年 日本民藝館展 奨励賞
2011年 第二一回日本陶芸展 入選
2010年 国展 入選