前川幸市さんのタヌキをご紹介します。
こちらは、両手でしっかりと抱えるほどの大きな作品。

日本古来の物語にも欠かせない動物ですが、温かみのある風貌で登場。
座っているだけで可愛いとは。
バックショットは堪らぬ可愛さです。
タヌキの魅力は、ズンと一撃を食らわされたかのような大きな衝撃。
こちらの作品は、きっと一目惚れの方が連れて帰られそうです。
何かを考えているのか、果たして何も考えていないのか。。
遠くを見ているようで、近くの獲物を狙っているのかも。
作品を見て、色々と想像するのも楽しい時間。
癒し、と一言で言い表し得ない、本当にペットを愛でているような気持ちになる作品です。



■前川幸市さんについて

滋賀県信楽で作陶されており、以上の作品は信楽の土で焼かれています。
独特な表情が魅力で、前川氏と同様の不思議な空気感に引き込まれそうです。 


【プロフィール】
1973年　滋賀県生まれ
1994年　大阪美術専門学校卒業
　　　　 北米大陸の辺境地帯をバイクにて周遊。
　　　　 元多摩美術大学教授・三澤覚蔵氏に師事、造形美術を学ぶ。
2001年　南アジアへ民芸・クラフトの研修旅調査行
2004年　まもの・アート＆クラフト設立


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