【衣装単品から、企画展全体に対応出来るフルラインナップの貸出しまでご相談承ります】
■商品説明
漆塗りされた小さな入れ物。
タイの山岳民族、主に女性はキンマを嗜好していました。
キンマは東南アジアで広く好まれ、タイに於いてはアユタヤ王朝時代から、貴賤問わず広く服用され日常性が高かった噛む嗜好品。
それらを入れる為の道具は各地域でそれぞれの模様が描かれていたり、細工が施されたものもあり、
工芸的な高い技術が見受けられるものも多くあります。
手のひらに収まる小さなサイズから20cm強のものなど、単体や入れ子式となっているものがございます。
■蒟醤(きんま)とは、まず器面に文様を線彫りし、その中に色漆(いろうるし)を充填(じゅうてん)して、乾いたのちに研(と)ぎ出す技法をいいます。タイ、ミャンマーに伝わるもっとも一般的な漆工芸技法です。この地方の人々は、檳榔樹(びんろうじゅ)の実を薄く切り、鬱金(うこん)の粉や香料と混ぜ合わせ、石灰(せっかい)を塗った蔓草(つるくさ)の葉に包んで噛(か)む習慣があります。一種の嗜好品であり、漆の容器に収められました。タイでは檳榔樹の実を噛むことをキンマークといいます。日本にはアユタヤとの交易を通じてタイの漆器がもたらされ、そのおりに蒟醤という呼び名が定着したと考えられています。タイの蒟醤は、黒漆地に朱で、小さな草花の連続文様や、さまざまな空想獣があらわされています。 ー東京国立博物館参照
◎表示価格は10日間のレンタル価格です。
当社希望小売価格 円
レンタル価格 1,000〜3,000円/10日間
(1点のレンタル料金です。)
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※貸出中の場合がございますので、事前にお問い合わせ下さい。
※1ヶ月以上の長期レンタルの場合はご相談下さい。
※ディスプレイ専用となります。
■「タイの展示会」や「美術館での企画展」などをご検討の方、ご相談下さい。
■展示会やイベントへのディスプレイに
■期間限定のショーウィンドウディスプレイに
■ヴィンテージ商品に関するご注意
ヴィンテージ商品はどれもほぼ製造されてから長い年月が経ったものになります。その為、ほぼ全ての商品に材質の経年変化による色むら・変色、使用 によるキズ、細部の欠損などがあることをご了承ください。
新品では味わえないヴィンテージ独特の風合いをお楽しみください。