信楽の陶作家 山田浩之さんの取手付きビアグラスです。
こちらの作品は、作家さんの生まれ育ったふるさと(丹波篠山)の土を使用して作られたお皿です。
篠山川の土は5年前に帰省した際、偶然見つけられたようです。
鉄分が多く、焼き方によって仕上がりが異なるため、作家さんの個性と調和します。
焼締の器は、使用されるごとに艶やかになってきます。
口に触れる渕部分は薄く釉薬がかけられています。
釉薬のかけていない焼締の材質は、お茶やコーヒーなどの味もまろやかにしてくれると言われています。
こちらも裏と表とで表情が全く異なるお湯のみです。
少し本体の直径が小ぶりですので、持ちやすい形状であると言えます。
表面に入った文様がどことなく古代遺跡などを彷彿とさせます。
■山田浩之氏について
信楽で作陶されるアーティスト。
伝統的な焼き物を現代の感性で表現され、日常の器に遊び心を加えてくれます。
当店でもコアなファンが多く、魅力的な作品で多くの方が惹きつけられます。
【京都新聞アート&イベント情報サイトでの紹介文より抜粋】
作品制作からアート・プロジェクトまで、陶をフィールドに幅広い表現活動を展開している作家です。
彼の表現に認められる特性は時々の陶芸と、自身に関わる多様な環境を柔軟に受容してゆく造形思考にあります。
■銀のお手入れの仕方
普段のお手入れには他の器と同じく、スポンジで軽く洗ってください。
普通の洗剤をお使いになって結構ですが、たわしは傷が付くのでお使いにならないでください。
また銀彩の器は、時間が経つにつれて黒ずんでくることがあります。
普段良く使っているとあまり黒ずんでこないようですが、
この黒ずみの原因は、空気中に微量に含まれる硫化水素や亜硫酸ガスなどの微量毒素により銀表面に硫化膜を形成させてしまうため。
酸化膜によってできる錆ではなく、硫化によって硫化膜が形成されるのです。
いぶし銀のようになった器もとても素敵なのですが、もう一度ピカピカにしたい!という場合、
台所にある手軽な材料で簡単にお手入れできます。
,鍋に水をいれ、沸騰させる。
塩を入れる
アルミホイルをナベの形にくしゃくしゃ丸めて沈める
ざ篋未隆錣鯑れる
(水:塩=5:1の割合です。)
ぜひお試しください。
■陶器のお取り扱いについて
陶器は多孔質のため、水分があると吸収する性質があります。
特に、粉引などの化粧土を掛けたものは水分を吸収しやすく、そのため、食品の水分が入り込みやすくなっています。
ご購入されましたら一度、お米のとぎ汁に浸してしばらく煮立たせますと、米ぬかが他より先に陶器の隙間に浸透して
食べものや飲み物の色素が入りにくくなり、汚れが付きにくくなります。
また、お使いになられた後は、必ず良く乾燥させてから戸棚などに閉まってください。湿気が残っていると、カビが生えることがあります。