信楽の陶作家 山田浩之さんの大根の置物です。
陶器で表現された陶器オブジェ。
2011年に開催された個展にて発表された作品です。
その際の山田氏によるコンセプトは下記の通り。
多くのモノや情報が溢れる現代社会への強烈なメッセージのように感じます。
「つち大根」
物が溢れ、価値観があいまいになり、物の売買はインターネットというメディアが主流となる現代社会。
作品をリヤカーに乗せ、無人販売を行うことで何かが見えてきそうな気がする。
大根を模った土の塊は、一つの象徴的なものとして、それ自体を売り歩くことによって現代社会の中にある価値観を探っていきたい。
■山田浩之氏について
信楽で作陶されるアーティスト。
伝統的な焼き物を現代の感性で表現され、日常の器に遊び心を加えてくれます。
当店でもコアなファンが多く、魅力的な作品で多くの方が惹きつけられます。
【京都新聞アート&イベント情報サイトでの紹介文より抜粋】
作品制作からアート・プロジェクトまで、陶をフィールドに幅広い表現活動を展開している作家です。
彼の表現に認められる特性は時々の陶芸と、自身に関わる多様な環境を柔軟に受容してゆく造形思考にあります。
■銀のお手入れの仕方
普段のお手入れには他の器と同じく、スポンジで軽く洗ってください。
普通の洗剤をお使いになって結構ですが、たわしは傷が付くのでお使いにならないでください。
また銀彩の器は、時間が経つにつれて黒ずんでくることがあります。
普段良く使っているとあまり黒ずんでこないようですが、
この黒ずみの原因は、空気中に微量に含まれる硫化水素や亜硫酸ガスなどの微量毒素により銀表面に硫化膜を形成させてしまうため。
酸化膜によってできる錆ではなく、硫化によって硫化膜が形成されるのです。
いぶし銀のようになった器もとても素敵なのですが、もう一度ピカピカにしたい!という場合、
台所にある手軽な材料で簡単にお手入れできます。
,鍋に水をいれ、沸騰させる。
塩を入れる
アルミホイルをナベの形にくしゃくしゃ丸めて沈める
ざ篋未隆錣鯑れる
(水:塩=5:1の割合です。)
ぜひお試しください。
■陶器のお取り扱いについて
陶器は多孔質のため、水分があると吸収する性質があります。
特に、粉引などの化粧土を掛けたものは水分を吸収しやすく、そのため、食品の水分が入り込みやすくなっています。
ご購入されましたら一度、お米のとぎ汁に浸してしばらく煮立たせますと、米ぬかが他より先に陶器の隙間に浸透して
食べものや飲み物の色素が入りにくくなり、汚れが付きにくくなります。
また、お使いになられた後は、必ず良く乾燥させてから戸棚などに閉まってください。湿気が残っていると、カビが生えることがあります。